スペースシップ・ワンのX-PRIZE獲得やヴァージン・ギャラクティック社により大富豪レベルからお金持ちレベルへ近づこうとしている民間宇宙旅行ビジネスですが、すでに価格破壊が始まりつつあるようです。米国のXCOR社が公開した「Lynx」は自家用飛行機ほどのロケットエンジン搭載機。「商業宇宙飛行のスポーツカー」という謳い文句のとおり、乗員はわずか2名となっています。1月に公開されたSpaceShip Twoは6人の乗客を乗せて高度約100kmまで到達、約4分程度の無重量状態が体験できるサブオービタル弾道飛行を計画していますが、一方Lynxはパイロットと乗客一名を乗せて地上37マイル、約60kmまで、無重量状態は約2分。離陸から帰還までの時間はわずか25分。
0 件のコメント:
コメントを投稿