2008年5月25日日曜日

なぜ乗り物酔いになるの?乗り物酔いのメカニズム!


三半規管が弱い?空腹だから?揺れるから?
いろんな人からいろんな理由を聞くけど本当の所どうなんでしょう?
今週号のR25に記事あったので、ご報告します。

(転載)
「同じ状況にいても症状が出る人と出ない人がいますが、これは体質とは関係なく、脳に入ってきた情報の処理の仕方の違いによるものです。」とはー乗り物酔いの研究の権威で、東京厚生年金病院・耳鼻咽喉科部長の石井正則先生。

「大脳の辺縁系の中に、入ってきた情報を《快》か《不快》で判断する場所があるんですが、ここで不快だと判断された場合は自律神経系に不快という情報が送られて、吐き気や目まいといった酔いの症状などが出るわけです。」(同)
同じ情報でも人によって快か不快かに分かれるのは、大脳辺縁系が記憶と非常に密接な部位であり、過去の経験や記憶に基づいて反応しているからなのだとか。

「何度も同じ情報が入ってくるとだんだん不快なレベルが下がって、慣れていきます。ただしこれは同じ環境での場合。大きな船に慣れている人が小さな船に乗ったとたんに酔うこともあります。」(同)
また、乗り物酔いには心理的ストレスも大敵なんだそうです。ストレスが溜まっている人、要注意です。

ちなみに、僕がヨットに乗るときはいつも酔い止めを飲んでます。
(挿絵の楳図かずおさんは乗り物に弱いらしいです)

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