2008年5月18日日曜日

酔っ払って朝帰りしても妻から愛や信頼を得る方法


ある日ジャックはひどい二日酔いで目を覚ましました。
前日に会社の打ち上げパーティがあったのです。

普段飲まない彼でしたが、飲み過ぎてしまい、どうやって家に帰ってきたのか覚えていませんでした。 二日酔いがあまりにひどいので、何か悪いことはしなかったか思い返しました。 無理やり目を開けると、最初に目に入ったものはサイドテーブルの上にある頭痛薬2錠と水でした。 そしてなんとその横にはバラの花が1本添えてあります。起き上がってみると、彼の服がきれいにアイロン掛けされて置いてあります。

あたりを見回しました。全てがきちんと整っています。部屋もとてもきれいで、部屋以外も掃除が行き届いています。 とりあえず二日酔いの頭痛薬を飲み、洗面所の鏡を見てみると目のまわりに大きな青アザが出来ていて驚きました。

すると鏡の片隅にメモがあり、よく見ると赤く小さなハートマークとキスマークが添えられたメッセージがあります。妻の口紅でこう書かれていました。 「あなた、朝食はストーブの上よ。あなたの大好物の夕食を作るためにスーパーに行って来るわ。愛してるわ、ダーリン!ジリアンより」 よたよたとキッチンまで行ってみました。すると確かに朝食が、湯気の立ったコーヒーと新聞といっしょに置いてあるではありませんか。

彼の息子もちょうど朝食を食べていました。ジャックは尋ねました。 「昨日いったい何があったんだ?」
息子は言いました。 「父さんは朝方の3時に帰ってきたよ。すごく酔っ払ってた。コーヒーテーブルのところで転んでテーブルを壊しちゃったんだ。それから廊下で吐いてたよ。そのままドアにぶつかって目に青タンが出来たんだよ。」

ジャックは困惑して尋ねました。 「じゃぁどうして家の中はこうパーフェクトなんだい?バラの花とか朝食がパパを待っているんだい?」息子は答えました。 「ああ、それね。昨日ママがパパをベッドに引きずって、ズボンを脱がそうとしたんだよ。そうしたらパパはこんな風に叫んだんだ。『触らないでくれ!オレには妻がいる!』ってね」

いやあ、これは上手い手ですね。酔っ払って深夜に帰ったにも関わらず、妻からの愛や信頼を得られるなんて一石二鳥です。
(ノーコメント)

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